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トーマス・マーフィー (James Nesbitt) が潜入捜査官として活躍するドラマっす。 ジェームス・ネスビットって Waking Ned とか Lucky Break なんかに出てる俳優さんですが、容姿的には、はっきり言って、むちゃむちゃ不細工。でも何かこう、存在感がありまして、嫌いか好きかといわれれば、やっぱいいよねえと思います。 この Murphy's Law の人気も、事件のなぞ解きのプロットというよりも彼のキャラに因ってるような(だいたい、犯人の目星がついてないと潜入捜査しようがないし)。 普段は陽気なアイリッシュ、だけど本当は過去の悲しい傷を負っていて、なんていうキャラはネスビットさんにぴったりで、ふと、かっこいいーなんて思うこともあります。 あ、それから若い刑事さんカーター (Del Synnott) がかわいいっす。ちょっと、個人的に今後注目してます。でももしかしたら、単に強烈なお顔のジェームズ・ネスビットとの対比で、かわいく見えてるだけかもしれない。(キーラ・ナイトレイの元カレだって。) ……しかし実は、何といっても、パイロットエピソードが日本人としては爆笑でした。 日本人役の人たちの半分は絶対に中国人だろう…という雰囲気がぷんぷんしてたり、 通訳であるはずのイギリス人女性の日本語がまったく理解不能だったり(ルーシー・リューのヤッチマイナーの方がずっといいぞ)するので、これはいい加減につくってるな、と思わせておいて、いきなりヤクザの親分が、「チャカ」で決着をつける、なんてことをいうわけですよ。 いきなり「チャカ」です。もちろん英語の字幕では guns だし、そんなやくざジャーゴンをイギリスドラマで使ったって、いったい誰が分かるのさー。 もしやヤクザ映画ファンがこっそり製作スタッフに紛れ込んでいたのでは、とか、ヤクザの親分役の日本人の俳優さんのたっての願いでそういう単語を使ったのでは、などという想像を掻き立てられて面白かったのでした。 しかし、チャカとか高度なテクニカルタームを使いこなしながら、ヤクザの親分の苗字が「カワイサラ」って、何だよそれ。 やっぱりいい加減だわ。
by bms-mp
| 2004-06-15 19:12
| Drama
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