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あらすじは、ちまたで読んで下さい。 わたしの説明はしばしば間違ってる気がするので。 (日本未公開のものはみんな知らないだろうから、思い切り独断で書けるのよう) というわけで。 うーん、うーん。面白くなくはなかったんだけど、だんな曰く「Low Keyだね」 -このひとことに尽きるような。 やはり何といってもわたしは日本人なのだと。 いや、ある社会システムにどっぷり浸かってるとその特徴に気がつくことはない、 だとかなんだとかマルクスだかなんだかが言っているのだと、 むかーし大学の先生が教えてくれた気がするのだが、 まさにその通り、なのかもしれない。(何のこっちゃ) 日本の描写すべてが、どこも誇張もなければ省略?もなく、 とてもナチュラルだったので、「で?」ってな気持ちになってしまった。 主人公の二人みたいに日本にほとんど馴染みのない外国人なら、 あちこちで爆笑できる場面があったのかもしれないのだけど。 あまりにもわたしにとって「あたりまえ」が続くもので。 いやー。 テレ朝の「Best Hit TV」のシーンもまんまだったよう。ある意味びっくり。 マシューの「演技」がやりすぎ、という意見もIMDBに寄せられているようだけど、 やりすぎじゃなくて、あれが彼のキャラ、ということを外国の人たちは知らないのね。 (DVDのオマケでは本編で省略されたマシューのシーンがたっぷり見られます。 やっぱり、まんま。) でも、あのナチュラルな描写は、あれでいいのだと思う。 日本を批判するのでもなく、ことさら持ち上げるのでもなく、淡々と、 ドキュメンタリーのように。でも余計な説明は一切なく。 (それが日本人がみて面白いかは別としても。) でも、余計な説明がない分、Bill Murrayの主人公が何で、 アメリカに帰りたくないって最後の方に思うのか、よくわかりませんでした。 (友達になったシャーロットとさよならするのが嫌だというのはわかるけど、 それなら場所は日本でなくてもいいわけで)
by bms-mp
| 2004-02-23 18:46
| Film
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