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「西」といってもこれはイギリスはコーンウォールのはなし。 St Gweep という海辺の村だか街だかで、雑貨屋を営むメアリー (Dawn French) と アンジー (Catherine Tate) の二人と地元の仲間たち。 St Gweep は風光明媚ないい場所だけど、地元人はかなり退屈な生活を送っているらしい。ロンドンなどに住む金持ちが別荘を構えていたりするけど、年に数回くるぐらいじゃ、地元の経済の活性化にも繋がらないしね。 退屈なあまりにエキセントリックになっちゃったローカルピープルのはなしって感じです。酷評されているわりには楽しめたんだけど、これといってどこが、とはいいにくいんだなー。でもセカンドシリーズもあるので、そこそこの人気はあったのでは? ドーン・フレンチは Vicar Of Dibley の時にも増して体重が増え、あごが消えてます。わたしも気をつけないと、と密かに思ってみたり。底意地の悪い店主ってな感じには、にあってる気もするけれど。 んで、6回シリーズ毎回、メアリーとアンジーの寝室、二人がダブルベッドに寝てるシーンからはじまるのだが、どうやらお二人はレズビアンって設定らしい。というか、地元にめぼしい男がいないから仕方なくってなことだって。でもレズビアンといっても、世間の殿方の心を躍らせるような内容ではないのであしからず。 ハリー役の Richard Mylan が今度 Coupling にオリバーという役で出演するというので、注目してみてました。ばかっぽくてかわいい。ヒゲなしの写真はないのか? 『カップリング』ではゲスト出演なのか、 Richard Coyle のジェフに代わるキャラになるのか、いまいち不確かなのだけど、ジェフの代わりだとしたら、すごいプレッシャーだと思う。がんばってください。 DVDジャケには、ドーンフレンチの次(の次かもしれない)に Bill Bailey の名前がのってたので、彼もメインキャラの一人かと思ってたら、二回、ちらっと出てきただけだった。残念。でも二番目に名前がのるぐらい、彼ってメジャーな人だったのね。 というより他に有名人が出てないとか? でもキャサリン・テートは Catherine Tate Show という、『ドリフの大爆笑』みたいな(←深い意味はありません)冠番組を持ってるようです。 脚本を書いてる Simon Nye は、「あの Men Behaving Badly の」という枕詞がつく人ですね (Martin Freeman 主演の Hardware を書いてるのもサイモン・ナイだった)。Men Behaving… ってすごい人気だったみたい。シリーズ6まで続きました。一応彼女は出てくるけど、おれらやっぱりダチとつるんでるほうがいいねーというホモソーシャルなおはなし(と断定していいのかな)。でもほんと、いつまでたっても大人になれない男たちと、それをあきれてみてる女たちのおはなし、といったらあたらずとも遠からず。
by bms-mp
| 2004-03-26 15:57
| Comedy
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